アリエク経済学23(輸入関税について その2)
アリエク経済学22(輸入関税について その1)については、関税の基本構造について述べたが、課税対象なのに非課税になる主なケースもある。
1. 課税価格がギリギリ1万円を下回ると判断
課税価格は 商品代金 + 送料 + 保険料(CIF) を円換算した値。
ここでよく起きるのが、ストアがインボイス(申告書)に低めの金額を申告書に記載、為替レートのタイミングで1万円を割る、また送料が0円扱いになる。
この結果、本来1万円超のはずが、税関の計算では9,800円扱い → 非課税 ということが普通に起きる。
2. インボイス(申告書)の記載が曖昧・低額で、税関が“少額貨物”扱いにした
税関はインボイスを見て判断するが、アリエクの荷物は「Gift」「Electronic accessory」のように曖昧で、価格が低めに書かれている(例:$5, $10)ケースがある。このような場合、税関は「少額貨物(免税対象)」として処理することがある。特に国際郵便(China Post、Cainiao)はこの傾向が強い。
3. 税関のスクリーニングで“優先度低”と判断され、実質スルーされた
税関はすべての荷物を細かくチェックしているわけではなく、リスクベースで抽出検査をしている。 電子機器、小型の荷物などのカテゴリーはアリエクの物流量増加に伴い、大量に届くため、これらカテゴリーは優先度が低く、課税対象でもスルーされることがある。これらは制度上「免税」ではなく、実務上の“見逃し”に近いとのこと。
4. 配送業者によって扱いが違う(郵便は緩い、DHL/FEDEXは厳しい)
国際郵便(China Post、Cainiao、EMS) → 少額貨物扱いになりやすく、非課税になりやすい DHL / FEDEX / UPS → ほぼ確実に課税される(立替手数料も取られる)
アリエクの標準配送は郵便系が多いので、非課税になりやすい傾向である。
5. 複数商品をまとめて発送されず、1つずつ別便扱いになった
アリエクではよくあるけど、本来まとめて1万円超えるはずの注文が、別々の荷物として届く。税関は荷物単位で判断するので: 荷物A:4,000円 → 非課税 荷物B:4,000円 → 非課税
という扱いになる。
まとめ:制度上の免税と、実務上の“スルー”が混ざっており、「課税対象なのに非課税」は、 制度上の免税(1万円以下)と、実務上のスルーが混ざって起きている。
特にアリエクの電子機器は:関税0% インボイス低額 郵便扱い 小型 リスク低い
この条件が揃っているので、非課税になりやすい。
※本記事は意見論評であり、内容の一部はCopilotで情報収集しています。正確な情報は税務署へお問い合わせください。
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